遺品整理はいつ頃から始めればいい？遺品整理の時期の目安とは？

家族が亡くなり悲しみの中で葬儀や死亡届の提出等の各種手続きなどしなければならないことがたくさんあります。

そして、次に故人の遺品整理をしなければなりません。

しかし、遺品整理は「までのしなければならない」と言う決まりがないためいつから始めればよいのかと悩まれる方も少なくありません。

そこで今回は、遺品整理を始めるタイミングについて解説します。

◇　遺品整理のタイミング

・　四十九日後

仏教では亡くなった後も四十九間はこの世を彷徨っていると考えられていて、四十九日を目安にあの世へと旅立ちます。

四十九日の法要の時に遺品整理について親族で話し合い、四十九日後に遺品整理に取り掛かるご家庭が多いようです。

・　諸手続き終了後

人が亡くなると死亡届や保険証の返納、水道ガス電気を止めるクレジットカードや年金の停止等様々な手続きをしなければいけません。

このような手続きを終わらせた後に遺品整理を始めるご遺族もいます。

・　葬儀後早い時期に

故人が賃貸に住んでいた場合は次月の家賃の支払いまでに遺品整理を終わらせたいご遺族や、遠方に住んでいて親族が集まる機会が少ない場合も葬儀後の行うケースがあります。

・　相続税が発生する前

相続税は亡くなってから10か月以内に申告・納税しなければいけません。

そのため、相続税の申告期限前に遺品整理を始めるご遺族もいらっしゃいます。